福岡電気サービス株式会社は、皆さまの生活に安定した電力を供給するために、支障木の伐採や電柱関連の保守業務等をおこなっております。

当社は九州電力株式会社様より九十年超にわたりご愛顧を頂いております九州木材工業株式会社の関連会社であり、平成三年十二月一日に九州電力配電保守業務の業務委託会社として、九州木材工業株式会社より分離独立し、支持物関連保守業務、配電線下の保全業務、用地交渉業務の委託を受けると共に諸調査等広範囲な業務に携わっております。

親会社であります九州木材工業株式会社は、昭和五年六月に九州電力様の前身である九州管内の各電炉会社の要請を受け、電気事業法改正により、九州で初めて加圧式防腐処理電柱の生産工場として創立をいたしました。

以来、九州電力様と共同開発を致しました、マレニット電柱及び複合柱の納入業務の担当メーカーとして、電力事業のインフラ設備に貢献すると共に、過去長い間培ってきた技能を生かし電柱等の支持物関連保守業務、保全業務等の配電業務委託会社として、電力の安定供給の一役を担い今日まで電気事業発展の歴史と共に歩んで参りました。

昭和五十一年、木柱の地際保存処理を皮切りに配電業務委託会社として、九州電力株式会社の福岡支店、佐賀支店、長崎支店、熊本支店の四支店の範囲の業務に取り組んできましたが、佐賀、長崎、熊本の三支店はそのまま九州木材工業株式会社が業務を継続し、福岡支店エリアを九州木材工業株式会社の配電部門の業務から分割し、中央電気サービスとの合併により、福岡電気サービス株式会社として新設いたしました。

令和四年十二月、2代社長 角 博が就任いたしました。

長い間の木材保存の技術、伐採技術を生かし、今まで培ってきた技術に加え、今後は更に新しい工法や技術を取り入れ、社員一人一人が企業の目的意識、責任感を身につけ、品質向上を図り、九州電力様はじめお客さまへの対応等の教育を徹底し、更に経営基盤を強化して、お客様のニーズにお応えすべく、信頼される企業となるよう努力してまいる所存でございます。

尚一層のご理解、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。